私が方眼ノートに興味をもったきっかけは、
高橋政史先生のこの本でした。
「頭がいい人ははぜ、方眼ノートを使うのか?」
もう、このタイトル読みたいという気持ちになりました。
そして、東大合格生や、トップエリートが使うノートと書いてある。
もう、これは、読まなければと思いました。
さらに、ノートが変わればあなたの脳力も変わる!とまで。
え?どういうことだろうと、興味深々でした。
と、いうのも、、、
実は、私、ノートの取り方がものすごーく下手だったのです。
ノートとの出会い・・・
おそらく小学校1年生の頃からノートを使いだし、
中学校、高校、大学と進むにつれて、いつも私のノートってどうしてこんなにも分かりにくいのだろう思っていました。なぜなら、お友達のノートはとても見やすく、まとまっている、
それに比べて私のノートは、先生が黒板に書いたことを丸写ししていたり、先生が高騰で説明をしたことと追加で書こうとするものなら、もう、何がなんだかわからないノートにどんどんとなっていきました。
時々、ノートの右端に縦1本線を引き、板書と口頭説明と分けて書いていたりしていましたが、とりあえず線を引いたら分かりやすくなるかなぁ程度で、お友達のマネをしていました。
このような状態で、学生時代が過ぎていき、社会人になってから、ノートを使うことがあまりなくなり、ノートの取り方が下手だということをずっと忘れていました。
社会人になってからの苦労・・・
社会人になってノートを使う機会は減りましたが、
プレゼンをする時、施策を考える時、いつも行き詰っていました。
頭の中に浮かんだことを紙に書いてみても、書き方が悪くて自分の書いた内容がよく分からなくて、まとめることもできない。もう時間ばかりかかってしまい、プレゼンの度に資料作成が本当に嫌だなと思っていました。業務改善や成果発表のプレゼンの時には、すらすらと資料作成をしている同期がとてもうらやましく思いました。
これは、能力が違うから仕方がないと思いました。年に何度かプレゼンを重ねるうちに、徐々にコツを掴み、それなりに成長はしていたとは思いますが・・・、本当に伝えたかったことが伝わったのかは、ずーっと疑問でいました。
また、半期に1度上司に提出する目標設定シート(目標・反省・他にも何かかいていたような・・・))などの記入もありましたが、この作成も本当に苦手でした。
どうしてやならければいけないんだろう??という位、自分の気持ちが乗らない作成物でした。とにかく、やり方が分からない。考え方が分からないと思って書いていました。そう私、考え方が分からなかったのです。考え方?と疑問を持たれる方がいらっしゃる方がみえるかもしれませんが、「考え方の考え方」が分からなかったのです。
提出物は形にはしていましたし、上司からもつっこまれることはありませんでしたが、
どのような目的で書けばよいかの考えが浮かばない、無理矢理書いていたような気がします。
今の私がこの時の目標設定シートを見たらなんというのだろう?という位きっとびっくりする内容を書いているに違いありません。見たくありませんが。
もし、あの時に、この方眼ノートの考え方が使えたら、もっといいアイデアが生まれていたり、仕事量が多くてスムーズに進めれない自分のやり方を改善できていたり、同僚と情報共有や、同じ方向を向いて仕事ができていたり、業務改善がうまくいっていたに違いないと思います。
セミナー受講時は・・・
昨年度は、自分自身の学びのためにセミナーを受講することがありました。
その時の自分のノートの取り方は本当にひどいものでした。
見返しても分からない・・・・・。もう、ショックです。
どうしたらよいのだろう?
A3の紙を使えば思考が広がる、A3の紙1枚で内容をまとめると良いと、アドバイスを受けました。
しかし、やってみても、やはり書き方が悪いから、何をどう書いているのかがだんだんわからなくなってくる。私、何がしたいの?と、負のループにはまっていきました。
ノートを書く目的が曖昧だったのだと今となっては、理解しています。
もっと早く、高橋先生の方眼ノートの考え方を使っていたら・・・と、悔やまれました。
もう一度遡ると・・・
小学校・中学校の時に美術館や博物館見学にいった時に、感想用紙の提出がありました。その感想用紙も書くのが苦手でした。
とにかく、自分の言葉で表現することがとっても苦手な人間だったと思います。
しかし、最近の私は、感想を書くのが苦手でなくなってきました。
むしろ、感想を求められたら沢山書く方だと思います。
現在は・・・
先日、子ども達と参加したワークショップに後に書いた感想では、
お店の方が「こんなにも沢山の感想を書いてもらったのは初めて!!」とおっしゃり、そんな風に言って下さると、もっと書きたくなってしまいました。
それくらい、私自身の「考え方の考え方」を変えてくれた方眼ノート!!
考えていることを伝えることや、気持ちを伝えることは、この方眼ノートの考え方を使えば、簡単にできるようになりました。
行動してみると・・・
仕事での悩みがあったら、その悩み事に対してどう考え動くのか、
子育ての悩みがあったら、どのように子どもと向き合ったらよいのか?
お片づけに悩んでいたら、どうしたらよいのか?
以前の私のように漠然と考えるのではなく、
筋道を立てて考える。そうすれば、結果、行動に結びつきます。
私の想い・・・
過去の私のように悩んでいる方に、私はこの方眼ノート術を手渡して、欲しい未来を叶えて頂けたらと思っています。
特に、子育て世代のお母さんに子育てに使える方眼ノート術を沢山お伝えしたいと思います。
お母さんがお子様に寄り添い、お子様が動ける方法や、寄り添い方を考えること、
お子様と一緒に方眼ノートを書くことで、お子様に気づきを与えることができる方眼ノート術です。
今度は、私が方眼ノート術でどのような変化があったのかお話したいと思います。